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TOEFLとiELTSの違い(TOEFL vs iELTS)

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よく知り合いから相談されるのが、TOEFLとiELTSどっち受けたらいい?という質問です。個人的には、難易度的にはどちらも同じぐらいだと思うので、受験者の好みです。としか言いようが無いです。

 
ただ、どのような違いがあるのかを把握した上で、決めるべきだと思います。
出来れば、両方の参考書を手元に手に入れて、試験のイメージを持つのが一番だと思います。(受験料と比べれば安いのと、図書館で見つかる可能性もありますしね。)
 
では、TOEFL vs iELTSと言うことで異なる点をまとめてみます。
 
1.アメリカ英語(TOEFL) vs 多国籍英語(iELTS)
TOEFLでは、基本的にアメリカ英語が主になります。iELTSは基本的にイギリス英語と呼ばれていますが、様々な国の英語が出てきます。自分が受けた中では、日本語訛りの英語等も出てきたぐらいです。
 
2.試験時間 4時間(TOEFL)vs 2時間45分(iELTS)
大体の試験時間の目安になります。TOEFLは試験時間中に1回10分程度の休憩を取る事が出来ます。iELTSはリスニング・スピーキング・ライティングをまとめて受けた後に、スピーキングの試験を受ける前に長い休憩が挟まります。TOEFLの方が長時間コンピューターの前に座る必要がある為、ある意味集中力との戦いになります。
 
3.コンピュータ(TOEFLibt) vs 紙(iELTS)
TOEFLの場合には、回答の入力は全てコンピュータを使います。(マイク、キーボード、マウス) iELTSの場合には、基本的に紙に鉛筆で自分の答えを記入していきます。コンピュータ入力が慣れている人は、TOEFLの方が受験しやすいというメリットがあります。逆もまたしかりです。
 
4.選択式(TOEFL) vs 自由回答(iELTS)
リーディングとリスニングの試験において、TOEFLの場合は、殆どの回答が4択の中から正しい選択肢を選べ!という物。それに対して、iELTSの場合には、選択式と正しいスペルを書かせる物が混在しています。スペルミスがあると、△とかではなく厳しく×とされ誤答扱いされます。
 
5.コンピュータへの録音(TOEFL) vs 人との会話(iELTS)
ピーキングセクションでの大きな違いになります。TOEFLの場合には、質問や聞いた内容を把握した上で、コンピュータへマイクを通して回答を行います。最悪の状態ですがもしも、質問の意味やリスニングした内容が分からなくても、何かを話さないとイケない状態になります。iELTSの場合には、インタビュアーとの会話になります。万が一相手の言っている事が分からなくても、聞き直す事が出来ます。(但し、点数が低くなるという事です。)
 
6.費用
2016年5月時点ですが、日本での受験費用はTOEFLはUS$230、iELTSは25,380円です。
 
以上が、大きな違いですが各セクションごとに違いを見ていくと・・・
 
1.スピーキングセクション
TOEFLとIELTSの間で一番大きな違いになります。先に話した通りに、コンピュータ相手に話すのと、インタビュアーとの会話という大きな違いになります。
コンピュータ相手に話すっていうのは、物凄く変な感じがするかもしれませんが、TOEFLを受ける場合にはそれに慣れる必要があります。で、テスト内容ですが大きく6つの問題が出され、6回録音する必要があります。質問に対して自分の意見を言い、何故かを説明するもの、聞いた内容を要約して説明して自分の意見を言うという内容になります。(大体20分)
iELTSの場合には、大きく3つのセクションに質問が分けられ大体15分以内に終わります。インタビュアーとの会話なので、本当の会話に近い内容になります。
セクション1では、簡単な質問と関連した内容を会話。セクション2では、紙を渡され指定された内容を盛り込んで1-2分程度にまとめて話すという内容。セクション3ではセクション2の内容を更に踏み込んだ内容を口頭で質問されて、回答するという形になります。
 
個人的な意見では、こんなポイントがあるのかと。
☆初対面の人と会って問題無く会話出来るよ→IELTS
☆人見知りが激しいよ!!→TOEFL
☆インタビュアーになってくれる練習相手が居ない・・・→TOEFL
☆リスニングに自信が無い→IELTS(少なくとも質問が分からなくても聞き直せる)
※もしもスピーキングセクションで20点以上取りたければ、リスニングの点数が20点以上取れるかどうかが境目になるように感じます。
 
自分は、1人でも練習しやすいTOEFLの方が快適でしたし点数はそちらの方が良かったです。それにしても、昔のTOEFLはこんなスピーキングセクションなんてなかったと聞くと・・・・羨ましい限りです。 あとは、アジア系の受験生が良く苦しんでいるという話を聞いた事があります。
 
2.ライティング
TOEFLはキーボード入力、iELTSは紙への鉛筆での記述という大きな違いがあります。キーボード入力に慣れている人で、ハンドライティングが苦手・・・という人はTOEFLになりますし、逆もまたしかりです。(日本語圏の人ではあまりないですが・・・、ハンドラインティングが酷くて採点する人が読み間違えたり、読めなかったりすると点数は下がるとの事です。)
TOEFLの場合には、2つのセクションに分かれており、ひとつめのセクションでは学術記事を読んで、その記事に関連したレクチャーを聞いて内容を纏めるという内容になります。(自分の意見を入れる事は求められず、インプットした内容のみを記述する。)2つ目のセクションでは、一つのお題に対して、賛成/反対等を記述し何故かを記述していくアカデミックライティングと言われる物になります。
IELTSの場合も2つのセクションに分かれますが、アカデミックなのか一般の試験なのかでセクション1のテスト内容が異なります。
アカデミック試験の場合には、学術的な図や表が提示されそれを文章で説明していくというもの、一般向けの試験では移民目的で必要とされる文章を作成します。セクション2では、ひとつのお題に対して、賛成/反対を表明して何故そう思うのかを理由を挙げて記述していきます。
 
こんなポイントがあります
☆キーボードタイプに問題が無いよ→TOEFL
 ※ただし、英語キーボードに慣れる必要あり!!会場毎に違う可能性あるので注意!
☆リスニングに自信が無い→IELTS
 
iELTSの場合には、ハンドライティングなので・・・大きな修正がもぅ出来ない状態になります・・・それで失敗した事も。TOEFLでライティングで24点が自分の最高点でしたが、ほんとうにどんなお題が来るかによって左右されます。
 
3.リスニング
TOEFLの場合には、大体40分から60分(時と場合によります)。IELTSの場合には30分程度です。TOEFLの方が長いリスニングになり、長い集中力がより求められる気がします。ノートテイキングの技術が、物凄く大切になると思います。
また、TOEFLは全ての問題がレクチャーや大学でよくある会話ですが、IELTSの場合には半分がアカデミックな内容で半分が一般生活で使われるような会話が出題されます。
TOEFLの場合には基本的にアメリカ英語が使われますが、iELTSの場合は色々なアクセントを含んだ英語になります。(アイルランドスコットランド、USA、オーストラリア等々)
 
☆色々なアクセントが出てきても問題無い→iELTS
☆60分程度の集中力を保てる→TOEFL
 
4.リーディング
TOEFLの試験時間は60分~100分程度、iELTSは60分程度です。
大きな違いは、問題の形式でTOEFLは回答を選択しから選ぶといったものしかないですが、iELTSの場合には、幾つかの出題形式があるのでそれに慣れる必要があります。
(それに慣れない内はiELTSよりもTOEFLの方が良い点数が取りやすいと思います)
また、TOEFLは全て大学1年生向けのテキストに相当する内容が出題されます。(アメリカの歴史、心理学、考古学等々) また、文章量はiELTSの方が長いため、リーディングはiELTSの方が難しいように思われます。
 
☆アカデミックな内容記事を読むのが得意である→TOEFL
☆短時間で終わる試験の方がよい→iELTS
☆記入する際にケアレスミスをよくおこす→TOEFL
 
個人的には、iELTSの問題形式がかなり難しいように思います。特にyes/no/not given形式と呼ばれる問題形式は、回答を確認する為に該当箇所を網羅的に確認する必要があり時間との勝負にもなります。
 
以上になります。
自分は両方ともに5回以上受験しましたが、両方をチェックして自分にあった試験を受けて頂ければと思います。