【トロント生活】マリファナとカナダと私

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2016年4月20日に発表された、カナダの新たなマリファナに関する方針がニュースになりました。

結構、知っている人も居るとは思うのですが・・・。一部ニュースサイトより抜粋

カナダでは医療目的の大麻の使用が事実上合法化されており、バンクーバーには医療用大麻を購入できる自動販売機が設置されている場所も存在します。大麻がグレーゾーンの状態で取り扱われているカナダですが、2017年春をめどに嗜好品としての大麻使用を合法化する方針を、カナダ保健相大臣が発表しました。

 

トロントでは、結構路上で吸っている人も居て事実上合法化されているのかよ!?と思ったのものですが、実際に法制化されるとなると・・・これも時代の流れなのか?と感じざるえません。

 

1.結構簡単に手に入る

一時期、街中でもホームレスがたむろするような箇所で過ごしていたんですが、そこでホームレスがバカバカ吸っている様子を目にしました。問題なのは、そういった人たちがお金が手に入ると生活を改善させる方向では無く、マリファナに向かって行ってしまう事なんですが・・・。タバコと同じ嗜好品としてこれから扱われるとなると、それも取り締まれなくなりますね。(いや、まぁ実質取り締まってもいなかったんですが。)

 

2.50ドルー60ドル 32本ー36本入り。

これは、アメリカ南部に住んでいるアメリカ人英語講師に聞いた話。アメリカで大麻ってどのぐらいの金額で手に入るの?と聞いた時に出てきた答え。こう考えると、タバコよりも高いけど、手に入れられない金額では無いし、更にはティーンエイジャーも手を出せる金額っていうのが分かります。北米における大麻への間口は物凄く広いと感じます。(カナダだと幾らで手に入るか知らないです。<m(__)m>)

 

3.警察が取り締まらない

要は、現状がこうだから合法化っていっても対して変わらないんじゃないか?と思ってしまうのはこの点、街中の深夜のバスとかに乗ったら前の座席で明らかに大麻じゃね?っていうのをぷかぷかと車内で吸い出す人が!! そして誰も注意しないし、その甘ったるい煙は座っている自分の所に来るし・・・いい加減にしてほしい!と思った瞬間です。これは、マナーの問題でもあるんですけどね・・・。

 

4.マリファナに対する、危険性を低くみている

マリファナへの健康被害そのものがどうだ?って話なんですけど、これは賛否両論あってどちらがどう?という話は出て来ません。まぁ、だから英語の授業で生徒同士のディベートトピックとして取り扱われる事が多いです。ただ、世の中には両者に対して都合の良いデータが出ているので何とも言えないです。

ま、マリファナ推進者は害がタバコよりも低い事を主張してマリファナの合法化を進めるといった感じです。

 

以上のような感じで、マリファナ合法化への下地が出来ていて今回の方針決定に結びついたのだと思います。

 

※注意

この記事は、マリファナ使用を推奨するものではないです。自分もやらなかったし、日本に帰って来た時に問題になるのは嫌ですしね・・・。

ともかく、マリファナ合法化の流れが世界で少しずつ起きている事は知っておいた方が良いと思います。<m(__)m>